計4階級が行われ、女子は55キロ級で吉田沙保里(ALSOK)がレスリング初の4連覇を達成した。

 75キロ級では浜口京子(ジャパンビバレッジ)が5位に終わり、4大会連続のメダル獲得はならなかった。

 男子フリースタイルは65キロ級で石田智嗣(警視庁)が5位。97キロ級には日本選手は出場していない。

 五輪、世界選手権を合わせ、15大会連続世界一の吉田は1回戦で鍾雪純(中国)に12-9で逆転勝ち。その後はベトナム選手にフォール、インド選手にテクニカルフォールで勝ち、決勝ではモンゴル選手をテクニカルフォールで下した。

 浜口は1回戦で中国選手に屈し、3位決定戦ではモンゴル選手に敗れた。石田も準決勝、3位決定戦で屈した。