ジャカルタと東京は縁がある。ジャカルタでのアジア大会は62年以来56年ぶり2度目。「56年ぶり2度目」にピンとくる人もいるだろう。当時も2年後に東京オリンピックを控えていた。ジャカルタ→東京はくしくも同じ。

 56年前は第4回大会で、17の国と地域が参加し、14競技が行われた。開催国インドネシアは政治及び宗教上の理由から台湾とイスラエルに招待状を送らず。競技団体との摩擦を生んで、重量挙げは中止。IOCとも対立した。今大会は45の国と地域、40競技。蚊の発生や車の渋滞はヘビーだが、アジアの祭典が開かれることはすてきなことだ。【益田一弘】