今大会で初採用となったアーチェリー混合リカーブで、古川高晴(34=近大職)杉本智美(23=ミキハウス)が組んだ日本は決勝でカン・ウンジュとパク・ヨンウォンの北朝鮮に6-0で快勝し、金メダルに輝いた。試合開始1本目の矢を真ん中の10点に入れ流れを呼び込んだ杉本は「日本のアーチェリーが戦える証明になった」と喜んだ。

東京オリンピック(五輪)の新種目ということもあり、多くの報道陣が集まった。試合開始前にはロンドン五輪の個人戦で銀メダルを獲得した古川が杉本に「オリンピックは3倍あるよ」と話し、シャッター音に気を付けるようアドバイス。注目される中、平常心を維持して頂点に立った。