陸上男子20キロ競歩で世界記録を樹立した鈴木雄介(27=富士通)の名をつけた記念大会の設立が、地元石川県で検討されることが16日、分かった。

 前日15日に1時間16分36秒の快走を故郷の石川・能美市で記録。同県陸上競技協会の藤垣晴夫理事長(60)は「鈴木雄介の名を冠した競歩大会を、という話もいずれは出てくる」と説明。日本人の世界記録は鈴木で11人目。過去のレジェンドたちは吉岡隆徳記念(島根)織田幹雄記念国際(広島)南部忠平記念(北海道)など記念大会が設立されている。藤垣理事長は「引退後の話だろうが、当然出てくる」と話した。