東洋大の桐生祥秀(19)が決勝レースを棄権した。協会に棄権届が提出された。準決勝のレース中に左のハムストリングをつったため、大事をとっての欠場となった。

 日本人初の9秒台が期待される桐生のレースとあり、注目が集まっていた。準決勝では10秒37で、全体の3位で決勝に進んでいた。