国際武道大の増野元太(21)が大会新記録の13秒64で優勝した。追い風1メートルの中で6台目のハードルを越えてから抜け出した。

 「予選、準決勝とうまく走れなかった」と振り返り、今季自己ベストとなる決勝での快走を「課題である中盤の走りが修正できた」と分析した。6月の日本選手権に向けて「自己ベストを出して優勝したい」と意気込んだ。

 3位に入った早大1年の古谷については「まだ負けられない」と王者の貫禄を示した。