陸上の世界選手権の日本代表が8月31日、羽田空港着の航空機で北京から帰国した。

 男子短距離のサニブラウン・ハキーム(16=東京・城西高2年)は、初の世界舞台を終えて「あっという間でした。(200メートル準決勝は)メンツがすごかった。シニアの壁は高いな」。不出場だったリレーについて「出られれば出てみたい」と話した。今後は国別対抗戦「デカネーション2015」(13日・パリ)と日本ジュニア選手権(10月16~18日・愛知)で100メートルに出場予定で「100メートルのスピードを磨いて200メートルにつなげたい」。北京で注目を集め「電車ではマスクと眼鏡でカムフラージュしようかな」と笑った。