陸上男子100メートルと200メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)は25日、スポーツを通じた社会貢献の一環で設立した「ボルト財団」と国際陸連が進める慈善活動の提携を発表した。

 女子マラソンの世界記録保持者、ポーラ・ラドクリフ(英国)ら12人の選手の社会活動に加わる。

 ボルトは今回の提携を歓迎し「さらに財団を発展させ、これまで以上に世界各国の若者を幅広く支援する機会になる」とコメント。国際陸連のコー会長は「ボルト財団と手を組むことで陸上を通して子供たちを援助するだけでなく、社会の変化を促せる」と期待した。