陸上の全日本実業団対抗選手権最終日は27日、岐阜長良川競技場で行われ、男子棒高跳びは世界選手権代表の山本聖途(トヨタ自動車)が、リオデジャネイロ五輪の参加標準記録に到達する5メートル70を跳び、大会新記録で初優勝した。

 100メートルの男子は草野誓也(リニアート)が10秒43で、女子は世古和(乗馬クラブクレイン)が11秒60でともに初めて制した。男子400メートルは田村朋也(住友電工)が46秒65で、前日の200メートルに続いて勝った。

 男子やり投げは右肩の故障から復帰したディーン元気(ミズノ)が77メートル13で初優勝した。