新設されるさいたま国際マラソン(11月15日、さいたまスーパーアリーナ発着)の主催者は19日、招待選手を発表した。16年リオデジャネイロ五輪女子代表選考会を兼ねるが、有力選手がそろうナショナルチーム(NT)からの出場者はなし。NTを中心にした代表候補は1月の大阪国際、3月の名古屋ウィメンズに集結することになり、残り2枚の切符をかけた争いが白熱しそうだ。

 ◆女子マラソンの五輪代表選考 今夏の世界選手権で7位に入った伊藤舞(大塚製薬)が内定し、残るは最大2人。選考会はさいたま国際(11月15日)、大阪国際(1月31日)、名古屋ウィメンズ(3月13日)となる。日本人3位以内が対象で、設定記録を満たした1人を優先に、五輪で活躍できる選手を選ぶ。複数の選考会に挑戦した場合は設定記録に到達しない限り、最初のレースが評価対象。