女子マラソンでリオデジャネイロ五輪出場が内定している伊藤舞(31=大塚製薬)が1月31日、大阪ハーフマラソンに出場して1時間10分27秒で優勝した。

 序盤から先頭集団に位置取り、20キロ地点では2位の加藤麻美(25=パナソニック)を5秒リード。最後は3秒差で逃げ切り「今できることをやりました。このハーフと実業団ハーフ(2月14日、山口)の2本でやるだけです」と調整に手応えを語った。

 昨年末にはブラジルへ向かい、五輪コースを試走。「雰囲気をつかめたし、自分のやることをやるだけ」とベクトルは自らに向いている。「これからも積み上げていって、五輪の舞台で力を出し切りたい」。初の大舞台に向けて準備は着々と進んでいる。