昨年の東京からスタートしたワールド・マラソン・メジャーズ(WMM)の今シリーズの総合優勝者が東京マラソンのレース後に決まる。世界6大レースと昨年の世界選手権での順位に応じた得点の合計で争われ、勝者には賞金50万ドル(5750万円)が贈られる。

 国内選考会に指定されていない女子は日本勢の顔ぶれが寂しい一方、海外からは世界選手権2位のキプロプ(ケニア)ら有力選手が集まった。前回女王のベルハネ・ディババ(エチオピア)は「みんな強豪だが勝つために努力したい」と意欲を示した。

 男子のチュンバ(ケニア)は「タイトル争いで勝つチャンスがあるのでそれを手にしたい」と気合を入れた。