男子リオデジャネイロ五輪最終選考会となるびわ湖毎日マラソンが行われ、2時間9分16秒で北島寿典(31=安川電機)が日本勢最高の2位に入り、代表入りに名乗りを上げた。石川末広(Honda)が2時間9分25秒で4位、日本勢2位となった。

 激しい日本人選手トップ争いを繰り広げ、残り1キロで北島が石川をかわして3位に浮上。競技場に入り、最後の直線でシンブ(タンザニア)も抜いて2位となった。北島は「途中まであきらめそうだったが、気持ちを振り絞って、ここまで来られた。ガッツポーズも出ちゃった。リオに行きたいですね。選んで欲しい」と五輪出場へ意欲を見せた。

 ルーカス・キメリ・ロティチ(ケニア)が2時間9分11秒優勝した。川内優輝(埼玉県庁)は2時間11分53秒で7位に終わった。