初マラソンの丸山文裕(旭化成)が30キロすぎに果敢に飛び出し、日本勢トップに立った。

 レースを盛り上げたが、39キロすぎで石川にかわされた。初挑戦で2時間9分39秒を記録したものの「行けると思った。日本人トップで優勝しか目指していなかったので悔しい」と唇をかんだ。

 チーム関係者からは「(仕掛けるのが)2キロ早い」と言われたという。

 それでも「僕らしい走りだった。30キロで仕掛けて勝ち切れる選手になりたい」と力強く誓った。