日本陸連は17日、東京都内で理事会を開き、リオデジャネイロ五輪のマラソン代表を決める。

 女子は日本陸連の設定記録、2時間22分30秒をただ1人突破して大阪国際を制した福士加代子(ワコール)の選出が事実上決まっており、名古屋ウィメンズで日本勢最高の2位に入った田中智美(第一生命)も確実となっている。男子は福岡国際3位の佐々木悟(旭化成)と、びわ湖毎日で2位に入った北島寿典(安川電機)、同4位の石川末広(ホンダ)の3人が選ばれる見通し。昨年の世界選手権女子7位の伊藤舞(大塚製薬)は既に決まっており、男女6人の代表が出そろう。