順大の陸上部監督に元男子400メートル障害日本記録保持者の山崎一彦コーチ(44)が昇格することが30日、関係者の話で分かった。

 4月1日付。越川一紀監督(60)は総監督になる。駅伝監督は仲村明氏(48)から長門俊介コーチ(31)に交代する。仲村氏は今後も指導に携わり、長門新駅伝監督を支援する。

 山崎氏は日本陸連では強化副委員長を務め、若手育成に重点を置く2020年東京五輪プロジェクトチームの責任者として手腕を発揮してきた。

 仲村氏は01年にコーチから駅伝監督に昇格。07年の東京箱根間往復大学駅伝では「山の神」と呼ばれた今井正人(トヨタ自動車九州)を擁して総合優勝した。長門氏も同年の優勝メンバーだった。