欧州陸連のハンセン会長は27日、組織的なドーピングで国際陸連から資格停止とされているロシアの処分が解除された場合、7月の欧州選手権(アムステルダム)から復帰が可能とする見解を示した。AP通信が報じた。

 同会長は26日にモスクワでロシア・オリンピック委員会のジューコフ会長やロシア陸連のシリャフチン会長と会談。「時間はまだ十分ある」と述べた。この問題で国際陸連はロシア選手のリオデジャネイロ五輪出場の可否を決める理事会を6月17日にウィーンで開く。