スポーツ仲裁裁判所(CAS)は26日、ボストン、シカゴ両マラソンで2連覇した女子のリタ・ジェプトゥー(ケニア)に、ドーピング違反で4年間の資格停止処分を科す裁定を下した。両マラソンなどの成績は抹消される。

 2014年9月の検査で禁止薬物に陽性反応を示し、予備のB検体も陽性だった。ケニア陸連から2年の資格停止処分を受けたが、国際陸連が期間を4年にするようCASに求めた。CASは「(禁止薬物の)使用は明らかだ」とした。