早くも青山パレード-。今年度の大学駅伝3冠&箱根駅伝3連覇を目指す青学大の原晋監督(49)が29日、地域活性化を目的とした青山まつりに参加。

 都内の大学そばの青山一丁目から表参道まで、オープンカーに乗ってパレードした。

 10日の出雲駅伝を制し、まずは1冠と今年度も最高のスタートを切った。11月6日には全日本大学駅伝(日刊スポーツ新聞社後援、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮=8区間106・8キロ)が控える。千葉・富津合宿から駆けつけた原監督は「ほぼほぼ順調。感染症などアクシデントがない限り優勝できる」と強気に言い切った。

 もっとも全日本駅伝は鬼門でもある。山の神の神野大地ら有力な4年生を擁した昨年度。3冠確実と言われていたが、全日本では東洋大に敗れ2位に終わり、3冠の夢を消した。今年度は同じ轍(てつ)を踏むつもりはない。原監督は「誰を(メンバーに)入れるかより、誰を落とすかだから」と、どこまでも自信と余裕を漂わせた。続けて「来年、再びここでパレードしたい」と、大学駅伝3冠&箱根駅伝3連覇での優勝パレード実現を約束した。