21キロ付近の地獄の上り坂に、今年から力強い応援団が登場した。

 昭和28年頃に自主結成した山梨県高等学校応援連盟(33校)所属の5校が4時間にわたって応援。甲府工の大森一輝団長(17)は「長時間の応援だったが、ランナーを力づけられたと思います」と話した。

 また、38キロ付近では、ひばりが丘高校の「うどん部」が、富士吉田市の名物「吉田のうどん」をランナーに振る舞った。日本で唯一、うどんをテーマとした学校公認の部で、普段から地元の名物を全国に発信。今大会に備えて2500食を用意し提供した。体が温まる逸品が、選手たちにも好評だった。