来年1月2、3日の東京箱根間往復大学駅伝で22年ぶりの制覇を目指す山梨学院大が14日、甲府市内で練習を公開した。

 過去3大会連続で出場していた主将上村純也(4年)を故障で欠きながら、出雲2位、全日本3位と上位進出。前回2区2位のケニア人留学生ニャイロ(2年)も健在で、優勝の大本命青学大の対抗馬にも挙げられるが、上田誠仁監督(57)は「総合力はあると思う。ただ絶対的に強い区間はない。10人が自分たちの力を発揮できるか」と話した。

 上田監督の次男で、1万メートルの自己ベスト28分48秒92でチーム3位の健太(3年)は「ニャイロだけでは勝てない。父を胴上げしたいですし、何より自分も勝ちたい」と意気込んだ。