防府読売マラソン(18日・山口県防府市陸上競技場発着)に臨む有力選手が17日、防府市内のホテルで記者会見した。

 4日の福岡国際マラソンで日本勢最高の3位となった川内優輝(埼玉県庁)は「タイムよりも勝負にこだわる」と2年ぶり3度目の制覇を目標に掲げた。

 川内は福岡国際マラソンの2日前に左足首を捻挫しながら力走し、来年8月の世界選手権(ロンドン)の代表候補に名乗りを上げた。現在は「腫れもおさまって痛みはない」と回復をアピールした。

 視覚障害女子に出場するリオデジャネイロ・パラリンピックの銀メダリスト、道下美里(三井住友海上)は「今年を締めくくるのにふさわしい大会にしたい」と意気込んだ。