8月の世界選手権(ロンドン)の代表選考会を兼ねる東京マラソン(2月26日)の出場選手などが20日に発表され、ロンドン五輪5000メートル、1万メートル代表の佐藤悠基(30=日清食品グループ)がペースメーカー(PM)を務めることになった。

 日本を代表するランナーが、男子の今井正人(トヨタ自動車九州)下田裕太(青学大)ら招待選手らを先導する役目を担うのは極めて異例だ。

 ◆佐藤悠基(さとう・ゆうき)1986年(昭61)11月26日、静岡・清水町生まれ。清水南中で3000メートル中学新、長野・佐久長聖高では3000メートル、1万メートル高校新。箱根駅伝では1年時から3区、1区、7区、3区。09年に日清食品グループ入社。1万メートル自己ベストは歴代5位の27分38秒25。5000メートル自己記録は同5位の13分13秒60。11、13年世界選手権1万メートル代表。16年ロンドンマラソンは2時間12分14秒で自己ベスト。179センチ、60キロ。