正月の箱根駅伝で山登り5区区間賞に輝いた駒大の大塚祥平(4年)が、初マラソンに挑んだ。序盤は先頭集団についていったが、中間点を過ぎてから後退。2時間15分10秒の16位でフィニッシュした。

 大塚は「マラソンの洗礼を受けました。23キロ過ぎからふくらはぎがつって、30キロ以降はジョギングのようなペースになった。呼吸はきつくないが、体に力が入らない。(山登り)5区はゆっくりで粘るが、マラソンは最初から1キロ3分ペース。25キロ以降に一気に(足に)きました」とさばさばした表情で話した。

 今春からは実業団の九電工に入社する。大塚は「自分はスピードはないので、実業団に入って、マラソンで勝負したい。(社会人)1年目からマラソンに出たいと思っています」と話した。