箱根駅伝で青学大の史上初の大会3連覇&年度3冠を達成した青学大の原晋監督(50)が早大に移籍?

 原監督は2日、東京・新宿区の大隈講堂で行われた早大大学院の入学式に出席した。入学式では「都の西北~」の校歌を合唱。総長の話を真剣な表情で聞き入った。

 「毎年同じことの繰り返しでは進歩がないし、自分自身も嫌だった。自分も成長したい」と、昨年から大学院入学を検討。3連覇のかかる箱根駅伝前の昨年11月には面接も受け、見事に、スポーツ科学研究科に合格していた。

 元日本サッカー協会専務理事で、現在内閣官房東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部事務局長を務める平田竹男教授(57)の研究室。元プロ野球選手の桑田真澄氏、競泳の日本代表平井伯昌ヘッドコーチらも学んだ名門だ。原監督は「平田先生はスポーツビジネスの第一人者だし、伝統あるゼミ。サッカー界を盛り上げたノウハウを学びたかった」と志望理由を説明した。

 今後は週4日の授業を受け、卒業論文を仕上げなければならない。「陸上長距離界の強化、ビジネスモデルを研究していきたい」。50歳の入学式。ライバル大学の早大で、決意を新たにしていた。