男子200メートルは、桐生祥秀(21=東洋大)が参考記録となる2・9メートルの追い風の中、20秒46で優勝した。

 自己ベスト20秒41の更新こそならなかったが、2着の山下潤(筑波大)に0秒38差をつけた。「大差をつけてゴールするのが目標だった。ちょっとはできたかな」と笑顔を見せた。4日間で8レースに出場。疲労で足が重かった分、より腕振りを意識した。「後半も体がぶれずにゴールできた」と振り返った。

 6月の日本選手権は100メートルに絞る予定。「疲労を抜いてから、また100メートルを意識したい」と話した。