陸上の世界選手権(8月、ロンドン)男子マラソン代表の川内優輝(30=埼玉県庁)が5日、遠征先のスウェーデンから帰国した。

 3日のストックホルムマラソンは2時間14分4秒で6位に終わった。前半の坂道で足に疲労がたまり、粘りがきかなかったという。「ちょっと残念な結果になりましたね」と話した。

 レース前日には現地メディアの取材を受けて「カワウチ」の名前が報道されたという。当日のユニホームは名前と日の丸がついたもので「沿道から結構日本語で頑張れ、という声も聞こえましたね」。大会主催者からは早くも来年以降の再挑戦を打診されたという。「リベンジしたいですね。招待選手だったら、渡航費もかからないですしね」とにっこり。帰国後はすぐに仕事に向かった。