日本陸連は12日、女子マラソンで五輪メダリストの有森裕子さん(50)が理事に就任したと発表した。

 有森さんは09年以来の復帰。男子100メートルの日本記録保持者で強化委員長の伊東浩司氏(47)や、河野洋平前会長の長男で、衆院議員の河野太郎氏(54)も新たに就任した。任期は2年。9日の評議員会で選出が決まった。マラソンの元男子第一人者で、この種目の強化責任者を務める瀬古利彦氏(60)、五輪女子金メダリストの高橋尚子さん(45)、元男子ハンマー投げの室伏広治氏(42)らは留任となった。12日の理事会では横川浩会長(69)の続投が決まった。横川会長は3期目となる。