陸上男子400メートル障害の安部孝駿(25=デサントTC)は無心で自分の走りに徹する。

 日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)を翌日に控えた22日、会場のサブトラックで最中調整。191センチの大型ハードラーは「いい形で練習が積めてきた。自分の走りをするだけ」と語った。

 21日のセイコーゴールデングランプリ川崎で49秒20をマークし、世界選手権(ロンドン)の参加標準記録突破49秒35を突破。今大会で優勝すれば同選手権の代表に内定し、3位以内でも選考条件を満たす。「勝負が大事。タイムはあとから付いてくる」と話した。