日本陸連は26日、大阪・堺市内のホテルで記者会見を開き、ロンドンで行われる世界選手権(8月4日~13日)の代表を発表した。前日25日まで行われていた日本選手権の男子100メートル、200メートルで2冠を果たし、代表に内定していたサニブラウン・ハキーム(18=東京陸協)らが名を連ねた。尾県専務理事は「若返り現象が見られる。2020年(東京五輪)に向かっては良いこと」とコメント。この日発表された男女19選手は、以下の通り。

 【男子】▽短距離 サニブラウン・ハキーム(18=東京陸協)多田修平(21=関学大)ケンブリッジ飛鳥(24=ナイキ)飯塚翔太(26=ミズノ)北川貴理(20=順大)

 ▽障害 高山峻野(22=ゼンリン)増野元太(24=ヤマダ電機)大室秀樹(26=大塚製薬)安部孝駿(25=デサント)

 ▽跳躍 衛藤昂(26=AGF)山本聖途(25=トヨタ自動車)荻田大樹(29=ミズノ)山本凌雅(21=順大)

 ▽混成 中村明彦(26=スズキ浜松AC)右代啓祐(30=スズキ浜松AC)

【女子】▽長距離 鍋島莉奈(23=日本郵政グループ)鈴木亜由子(25=日本郵政グループ)松田瑞生(22=ダイハツ)上原美幸(21=第一生命)

 すでに男女マラソンと男女競歩の代表が発表されている。トラック&フィールドにおいても、7月24日に第2次代表選手発表を予定している。