陸上男子100メートルで日本記録9秒98を持つ桐生祥秀(21=東洋大)と、男子50キロ競歩で世界選手権ロンドン大会5位入賞の丸尾知司(25=愛知製鋼)が6日、京都市内のホテルで表彰された。桐生は「京都市スポーツ最高栄誉賞」を、丸尾は「京都市スポーツ栄誉賞」を授与された。

 2人は京都・洛南高の先輩と後輩。同選手権ロンドン大会には同じ日本代表として出場している。桐生は「日本代表に洛南の先輩がいる。これは洛南高ならでは。いっしょにどんどんいけてうれしかった」とにっこり。丸尾も「9秒台が出た時は素直にすごいなと思った。いろいろ乗り越えたんだな、同じ高校というのは大きいと思います」と話していた。