第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)に出場する中央学院大が12日、千葉・我孫子市内で取材に応じた。前回大会でも1区を任された大森澪(4年)について、川崎勇二監督(55)は「信頼は1番。彼はチームで一番1区が向いていると思う」と明かした。

 大森は「1区を任されるとしたら、区間賞を狙いたい」と力強く言った。前回大会では調子のピークを箱根本大会に合わせることができず、悔しさが残った。

 「今回はその反省を生かして、しっかりとピークを合わせることにまずは注力したい」と語った。

 川崎監督は、10月の出雲駅伝で2区4位の横川巧(2年)について「全く読めない選手。楽しみです」と笑みを浮かべた。

 前回大会に出場したメンバーが8人残る中で、箱根での経験を武器に戦いに臨む。