陸上の男子400メートルリレー日本代表は22日、ロンドンで行われたダイヤモンドリーグ・ロンドン大会に出場し、日本歴代7位となる38秒09で2位だった。

 日本選手権の男子100メートルを制した山県が左脚の違和感により大会直前で帰国し、代役の第1走者には小池が起用された。第2走者からは順に飯塚、桐生、ケンブリッジのリオデジャネイロ・オリンピック銀メダルの布陣。今季世界最高記録を出した昨夏の世界選手権金メダルの英国に0秒48差をつけられたものの、持ち味のスムーズなバトンパスは健在だった。桐生は「さんざんやってきたメンバーなので、不安はなかった」とあうんの呼吸でつないだ。

 次戦は5大会ぶりの金メダルを狙うジャカルタ・アジア大会(8月)。ケンブリッジは「日本記録を更新したい」と37秒60を上回る快走を誓った。来月上旬から山梨県内で合宿を積み、本番へ向かっていく。