男子は岡本直己(34=中国電力)がびっくりの初優勝を遂げた。大会前の目標は「2時間13分で6位以内」だったが、12回目の挑戦で自己ベストの2時間11分29秒で“想定外”の頂点。MGC出場権も手にした。

「優勝すると思っていなかったので言葉が…、でもうれしいです」と34歳のベテランは初々しい。2月の東京マラソンでマラソンは引退するはずだったが、周囲に引き留められ翻意した。「MGCでは上位を目指したい」と力を込めた。