陸上男子100メートルの桐生祥秀(22=日本生命)が後輩たちへ向け、大舞台での共闘を呼び掛けた。28日、都内で行われた日本陸連の次世代の育成プロジェクト「ダイヤモンドアスリート」の認定式に出席。「19年世界リレーで一緒に走れたらうれしい。東京オリンピック(五輪)でも一緒に走れることを期待しています」と激励した。

選ばれた11人の中で、今年の関東学生対校選手権男子100メートルを制した宮本大輔(東洋大1年)男子400メートルで45秒79の自己記録を持つ井本佳伸(東海大1年)はともに京都・洛南高の後輩。そして今年の高校総体男子100メートルを優勝した塚本ジャスティン惇平(東京・城西高3年)も母校・東洋大への進学を希望している。桐生は「一緒に切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と力を込めた。