第95回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝、来年1月2、3日)の監督トークバトルが10日、都内で行われた。

青学大原監督、東洋大酒井監督、早大相楽監督、東海大両角監督が「前哨戦」を繰り広げた。

両角監督は、大会の目標を色紙に「3→2→優勝」と書いた。10月の出雲3位、11月の全日本2位とステップアップして、来年1月の箱根では優勝に照準を合わせる。「今年は(順位が)上がっている。長いのも短いのも対応できている」と手応えを口にした。

そこに同学年にあたる原監督が「両角監督は15キロやせたそうです。監督自ら15キロ落として(優勝の)胴上げに備えるなんて。12月になると選手は体が絞れてくるけど、指導者はストレスで太ってくるんですよ。私も両角監督を見習って、残り3週間で絞っていきたい」。原監督は、ライバルチームに東海大を挙げており、けん制した形だ。

檀上の並びは前回大会の順位に即して、右から優勝青学大、2位東洋大、3位早大、5位東海大と並んだ。東洋大酒井監督が「いつも並びが原監督の左隣(2位)なので、そろそろ右にいきたい」と言えば、早大相楽監督は「もう左側(順位を落とすこと)にはいかない。右にいきたい」と話し、トークバトルらしく、会場を沸かせていた。