来年1月2、3日に行われる箱根駅伝の5連覇に挑む青学大が13日、東京・渋谷区の校舎で壮行会を行った。

その後の記者会見で報道陣から「もし5連覇したら自分へのご褒美は何か」と問われ、森田歩希(ほまれ)主将(4年)は、テレビ出演の多い原晋監督に「(アイドルグループ)乃木坂46の齋藤飛鳥(20)が好きなので、監督にこび売って会わせていただきたい」と、おねだりした。

齋藤は初写真集の累計発行部数が20万部を突破するなど、人気が高い。一方、今年の青学大も出雲、全日本大学駅伝を優勝し、箱根で5連覇を達成すれば、史上初、2度目の大学駅伝3冠という快挙となるだけに、大胆に要望した。

さらに、神林勇太(2年)のいとこが乃木坂46佐藤楓(20)ということも、原監督の口から明かされ「いとこは徐々に有名になっているが、彼は停滞気味。負けないように駅伝で頑張ってほしい」と、発破をかけた。チームが万全の状態ということで、5連覇へ向け、余裕が垣間見えた会見になった。くしくもグループ名の由来となった地名としての乃木坂は、青学大の近くにある。