2年ぶり4度目出場の島田(静岡)は、1時間11分39秒の30位だった。

島田は30位に終わり、目標としていたチームベスト(1時間11分34秒)更新も果たせず、悔しさが残った。1区の宮崎梨央(2年)が30位と出遅れると、3区までに34位へと順位を落とした。4区小坂海結(2年)が「調子が良かったので、できる限りの走りをしよう」と快走。順位を31位に上げると、アンカーの細谷奈津子(1年)もチームを30位に押し上げてゴールした。

レース中、16日の全国中学駅伝で活躍した妹愛子(静岡東中2年)らの声援を受けた細谷は「最初から飛ばしていきました。最後はタイムが落ちて、チーム記録をつくれなくて悔しいです」と唇をかみしめた。

今回で4度目の出場も、過去3回(13年28位、14年30位、16年31位)同様、全国の厚い壁にはね返された。それでも鳥井潔監督(61)は「それぞれの今の状態を考えれば、思い切ってやったと思う。褒めてあげたい」と選手たちをねぎらった。