ダークホースが日本人トップとなった。中大4年で初マラソンの堀尾謙介が2時間10分21秒の5位になった。

20年東京オリンピック(五輪)の代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ」の出場権を獲得した。学生では初となるMGC進出となった。

兵庫・須磨学園高の出身。ハーフマラソンの自己記録は1時間1分57秒。黒ぶちメガネがトレードマークで、今年の箱根駅伝は2区を走り区間5位だった。

大迫傑、佐藤悠基らハイペースで飛ばした先頭集団が中間点以降に失速する中、序盤は集団に潜み、自分のペースを刻んだ。