名古屋ウィメンズマラソン終了し、女子のMGCシリーズと呼ばれる国内主要大会が終了した。今大会では5人が出場権を獲得。現時点で20年東京五輪の代表選考会である「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)に女子は14人が出場を決めた。

びわ湖毎日マラソンの発走前時点で28人が進出を決めた男子と比べると、数は物足りないが、滑り込みで最終的な人数は増えそうだ。残るMGC進出の道はワイルドカード。4月30日までの記録が公認される大会で、上位2大会の記録の平均が女子は2時間28分0秒以内などの条件をクリアする必要がある。

悪条件だった3日の東京で2時間24分33秒だった一山麻緒(21=ワコール)はロンドンマラソンに出場予定だ。条件は2時間31分27秒以内だけに、アクシデントさえなければ、クリアできそう。高島由香(30)、田中華絵(29=ともに資生堂)もワイルドカードの条件を突破できる可能性は高い。