ロシア陸上界の組織的なドーピングを巡り、国際陸連のコー会長が問題が表面化する前に不正を把握していたとの疑惑に関し、国際陸連の倫理委員会は11日、証拠は見つからなかったとして調査を終えたと発表した。ロイター通信が伝えた。

コー会長は2015年に英議会の委員会で問題を関知していないと発言したが、14年に女子マラソンのロシア選手がドーピング検査の陽性反応をもみ消すために多額の金銭を支払ったとする添付ファイル付きメールを受け取っており、どれだけ疑惑を認識していたかに注目が集まっていた。同会長はファイルを開封せず、倫理委にメールを転送したと主張していた。