陸上男子短距離の桐生祥秀(23=日本生命)が23日、羽田空港着の航空機で欧州遠征から帰国した。

21日のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会男子400メートルリレーでは17年世界選手権金メダルの英国に0秒18差。桐生は「英国に勝てなかったのは悔しい。個の走力を上げていきたい。自分自身のタイムも上げて、リレーのタイムも上げられるように頑張りたい」。初の400メートルリレー代表入りを果たし、アンカーを務めた白石黄良々(23=セレスポ)とのバトンの連係も問題なかった。「誰がメンバーになってもバトンはうまくいく」と話した。

夏はしっかり練習を積むことを意識し、男子100メートル、男子400メートルリレーでの代表選出が決定的な秋の世界選手権(ドーハ)へ向かう。次戦は自身は日本人初の9秒台となる9秒98を出した福井県営陸上競技場で開催される「アスリート・ナイト・ゲームズ・イン福井」(8月17日)の予定。