16年リオデジャネイロ五輪男子400メートル代表のウォルシュ・ジュリアン(22=富士通)が45秒78の大会新記録で優勝した。

しかし、狙っていた秋の世界選手権(ドーハ)の参加標準記録となる45秒30には届かず、悔しさをにじませた。

今後、世界選手権へ出場するには、9月6日までに参加標準記録をクリアする必要がある。ウォルシュは「スピードを中心的に強化したい。重点的にやれば、見えてくるのではないか」。目指すは前半では無駄な力を使わず、後半も垂れない走り。16年に出した45秒35の自己ベストを更新し、ドーハの道を切り開く。