男女上位2選手が来年の東京オリンピック(五輪)代表に内定する大一番MGCで、男子は中村匠吾(26=富士通)が2時間11分28秒で優勝した。2位には8秒差で服部勇馬(25=トヨタ自動車)が入った。女子は前田穂南(23=天満屋)と鈴木亜由子(27=日本郵政グループ)が代表権を獲得した。

残された男女1枠は来年3月までの「ファイナルチャレンジ」に委ねられる。男子の設定記録は2時間5分49秒で、日本新記録に相当する。自己ベスト2時間10分台の神野が「現実問題、そう簡単には出せない」と言うように、大半の選手には困難だ。手が届くとすれば2時間6分台のタイムを持つ設楽や井上か。服部が抜け、大迫、設楽、井上の「3強」の戦いが続きそうだ。女子は2時間22分22秒に設定された。今大会出場者では安藤が21分台の自己ベストを持っており、男子に比べれば条件突破のハードルは低い。

◆東京五輪のマラソン代表選考 枠は男女3ずつ。17年夏から今春までの国内指定レースなどで記録や順位の条件を満たした選手がMGC出場権を獲得。MGCの男女2位までが五輪代表に決定。残り1枠は、来年3月までの国内男女各3大会(MGCファイナルチャレンジ)で、日本陸連が定めた設定記録(男子=2時間5分49秒、女子=2時間22分22秒)を突破した最速の選手を代表とする。該当者がいない場合はMGC3位が五輪切符を獲得。