男子走り高跳びで2メートル35の日本記録を持つ戸辺直人(27=JAL)が世界選手権(27日開幕、ドーハ)の男子主将に任命された。17日、都内で世界選手権の壮行会があり、発表された。

194センチの大型ジャンパーは「責任は感じるが、プレッシャーでなく、いいエネルギーにして、より高く跳べたら」と意気込んだ。大会へ向けて技術の最終調整を施し「記録的にも自己ベストを狙える調子」と言う。言葉通りの結果を出せれば、日本勢同種目初のメダルに手が届く。女子の主将は100メートル障害の木村文子(31=エディオン)に決まった。