男子マラソン日本記録保持者の大迫傑(28=ナイキ)が19日、自身のツイッターを更新し、21年3月をめどにマラソン大会を創設する意向を示した。

「よって再来年2021年3月辺りを目処に日本で世界との差を縮めるための大会を作ります。

候補地、正確な時期、スポンサー、全く決まっていません。

でも、意志があるその先に、同士を含め、色々なものが着いてくると僕は思います。これが本当のアスリートファーストだと信じて」と投稿した。

これに対し、前日本記録保持者の設楽悠太が「全力で協力する! 必ず実現させよう! 日本のマラソン界の為に」と賛同するリツイート。

大迫はこの投稿の前に、20年東京五輪の男女マラソンと競歩が札幌で開催される可能性が浮上したことについて「札幌開催の件がメディアで取り上げられてますが、良い意味で僕個人はどっちでもよくて(選ばれたら何処だとしてもベストを尽くすだけだと思ってます)」となどとつづった。

以下ツイッター原文まま

「札幌開催の件がメディアで取り上げられてますが、良い意味で僕個人はどっちでもよくて(選ばれたら何処だとしてもベストを尽くすだけだと思ってます)、それ以上に気になって、メディアに発言したのに今回メディアに全く取り上げられなかったことがあります。

それは今回のMGCで選手に賞金がなかったこと。日本ほどの注目度がないアメリカのマラソンの選考会は出ると聞きます。あれだけ注目された大会、お金は沢山動いている筈なのになぜ僕らの手に渡らなかったのでしょうか。もしも交通整備や人件費で一杯一杯というのなら運営が問題があるのではないのかと

選手は名誉の為だけに走っているのではないのです。僕らは走ることでご飯を食べ、家族を養っているのです。

この疑問から、そして自分や他の選手、今後のアスリートのために、純粋に二時間を非公式で切った世界との差を縮めたい。そして日本人選手の価値を高め、陸上選手がかっこよく見え、稼げる仕事にしたい。そのためにはまず僕が速さを求める大会を作ること、そして運営のお金の流れを知ることが必要です

ツイートの順序が逆になっている箇所がありますが、意味は伝わるのであえて消しません、

よって再来年2021年3月辺りを目処に日本で世界との差を縮めるための大会を作ります。

候補地、正確な時期、スポンサー、全く決まっていません。

でも、意志があるその先に、同士を含め、色々なものが着いてくると僕は思います。これが本当のアスリートファーストだと信じて。」