5度目のオリンピック(五輪)を狙った福士加代子が、散った。

15キロすぎで先頭から遅れた。トップの一山から約7分遅れで30キロを通過して途中棄権。永山監督と合同で出したコメントで「15キロ近くでレースペースがうまくつかめず、20キロまでの間で何とか集団の中でリズムをつかもうとしたが、思うように体が動かなかった。その時点で体が冷えてしまって、動きがかたくなり、心と体がレースペースに反応できなかった」と振り返った。今後について「一度リセットした上で、冷静なプランを考えたいと思います」とした。