リモートで高校日本一の座を争う。日本陸連は25日、「全国高校リモート選手権」を開催すると発表した。

7月1日から9月6日までの各都道府県が指定した競技会での結果を、国際陸連の世界ランキング制度と同じように点数化する。記録、順位、条件を考慮し、ポイント化して、種目ごとに全国ランキングをつける形だ。同じ舞台で戦うことはできないが、全国のライバルと対戦できる。「ウィズコロナ時代」だからこその新しい競技会の形である。

主催は日本陸連と各都道府県陸協。後援には全国高校体育連盟が付く方向で調整中だ。コロナ禍で中止となった高校総体の意義を継承する大会としている。種目も高校総体で実施される予定だったものが対象。

また「全日本中学生通信大会」も7月1日から10月31日まで開催される。