スポーツ用品大手のミズノは1日、長距離用の新シューズ「ウエーブデュエルネオ」の記者発表を行った。

最大の売りは「高反発性」。従来モデルより、前足部の反発性は約20%アップしているという。今年1月の箱根駅伝では創価大・嶋津雄大が真っ白な試作品を着用し、10区の区間新記録を樹立した。その完成モデルで、7月中旬から発売される。価格は2万5300円。

会見に登壇した男子短距離の飯塚翔太(29=ミズノ)は「体重が重く、(蹴る)力も強いが、負けずに反発してくれる。またグリップ性もある」と感触を語った。またラグビー日本代表としてW杯3大会連続出場のSH田中史朗(35=キヤノン)は「すごく履きやすいですし、歩いていても、反発性がすごい。歩いているだけでダンスをしているみたい」と話した。