順大1年の三浦龍司が、日本歴代2位となる8分19分37の好タイムをマークした。日本記録は2003年に岩水嘉孝(トヨタ自動車)が出した8分18秒93。三浦は「自分でも驚いている。コロナで苦しい思いをしている人がいる。そうした人々に勇気を出してもらえるレースをできたのでは」と話した。

今大会は五輪参加標準記録の対象外とはなるものの、設定タイムの8分22秒0を大きく上回った。青木涼真(ホンダ)、山口浩勢(愛三工業)も8分30秒を切るタイムを記録した。

京都・洛南高出身の三浦は昨年、日本選手権3000メートル障害予選で高校新記録をたたき出し、決勝でも高校生ながら5位入賞を果たしていた。